カナダの学位オプション

高校以後の教育機関は、教育機関の性質や提供しているプログラムの期間によって異なりますが、それぞれ学位、ディプロマ、資格証書などを授与しています。大学やカレッジでは主に学位取得プログラムを重視しています。
カレッジによっては応用学位プログラムを実施している所もあります。その他のすべての教育機関ではディプロマと資格取得証書プラグラムが重視されています。

ディプロマおよび資格取証書プログラム – 準学士(1年から2年)

カレッジやその他の教育機関では、ディプロマと資格取得証書プログラムを主に提供していますが、中には特殊な分野の学位を授与する学校もあります。その場合、学位取得プログラムは2年間の準学士プログラムか、または4年間の応用学位プログラムとなっています。一般的に、大学でディプロマや資格取得証書を取得するには、1年から2年、特定の分野や学科で学習する必要があります。しかし、このようなプログラムは教育機関や地域によって大きく異なります。

コミュニティカレッジは、政府の規制下にある高校卒業後の教育機関です。ここでは1年から2年の学術的や準専門的な資格取得証書、ディプロマ、2年間の準学士、そして3年および4年の特殊学士号が取得できます。
カナダ中の900校以上のキャンパスにある150校以上のコミュニティカレッジでは、約90万人のフルタイムの学生と、150万人のパートタイムの学生が勉強しています。
毎年、何千人もの外国人留学生がカナダのコミュニティカレッジで勉強をするためにやってきます。

カナダのコミュニティカレッジは、時には以下のような別名で呼ばれることもあります。インスティチュート、インスティチュート・オブ・テクノロジー、テクニカルカレッジ、リージョナルカレッジ、 ケベック州ではCEGEPS ( Collège d’enseignement general et professionnelの頭文字)、ユニバーシティカレッジ、カレッジ。コミュニティカレッジはカナダの教育制度において、ユニークな存在です。質の高い総合的な学問に加え、就職を重視したプログラム、業界との連結、インターン研修生としての機会も提供しています。コミュニティカレッジでは、芸術と科学分野の学術コース、そして専門職や言語のコースも受講することができます。
カレッジそのものは一般的な教育機関で、様々な分野のプログラムを多岐に渡って提供しています(例えば保健、ビジネス、技術、貿易、進学、応用、クリエイティブアート、社会福祉、サービス業、大学入学準備)。または1つの業種や芸術など専門分野を絞ったカレッジもあります(例えば森林管理、芸術、デザイン、司法、公安、原住民研究など)。コミュニティカレッジで取得した資格取得証書や準学士は、コミュニティカレッジから、学士号を授与する大学に移転させ、さらに勉強を続けることができます。

大学の学士課程(3年から5年)

バカロレアまたは学士レベルの学生は大学生と呼ばれます。大学への入学には通常、高校卒業証明が必要です。
学士課程ではフルタイムの学生として3年から4年大学に通いますが、これは地域の違いや、プログラムが一般的なものか特殊なものかによっても異なります。
優等学士課程とは通常、上級学科での集中学習だけでなく、非常に高いレベルの学問的達成度も示します。
大学によっては、優等学士課程の場合、もう1年大学に通う場合もあります。

大学院の修士課程/博士課程

カナダの修士課程は通常、大学の学士課程を修了した後、さらに2年間かけて勉強します。
修士号を取得すると、博士課程に進むことができます。状況によっては優等学士号学位を取得した学生が、直接博士課程を取ることが許されることもあります。
博士号では通常、最低3年間、最高で4年から5年の学習、研究、論文執筆が要求されます。
学位は一般に Ph.D(博士号)として知られていますが、しかし音楽や法律など特殊分野でも D.Mus.(音楽芸術博士号)やLLD (法学博士号)が授与されます。
規制のある職業、例えば医学、法律、教育、社会福祉などの学科では、職務を執行する免許取得のために、インターン研修や実地訓練が必要な場合がほとんどです。
多くのカレッジや大学では、大学で取った学位をさらに専門的に追求したい学生のために、1年か2年の大学院ディプロマや資格取得証書プログラムを用意しています。