ヨーロッパの学位オプション

学士号、修士号および博士号プログラム

ヨーロッパの高等(大学)教育はLMDという制度を基本としています。これは Licence (学士号に相当するフランスの学位)、 Master(修士号)、Doctorate(博士号)の頭文字です。
LMD制度は現在、欧州連合(EU)全体で使われており、これによってひとつの大学から別の大学へ単位を移転させ、学位を統一することが可能になりました。
これは外国からの留学生が自由に欧州連合内や世界中で学ぶことができるよう制定されたものです。

ヨーロッパの大学教育、特に公立の大学教育では大きく3つのレベルに別れています。それぞれのレベルがヨーロッパ単位互換制度(ECTS)の単位に相当します。

  • 学士課程:トータルで3年間から4年間の学習(ECTS 単位180から240)
  • 修士課程:トータルで5年間の学習(学士課程修了後、1年から2年の学習期間または、 ECTS単位90から120に相当する学習が加わります)
  • 博士課程:トータルで8年間の学習と研究(修士課程修了後3年間の学習が加わります)

ヨーロッパ内では、国際的な学位は ECTSという共通の学位単位制度によって認定されています。ECTSの単位は累積することができ、移転させることもできます。もしヨーロッパ内のある大学から別の大学に移った場合、最初の大学で取得した単位が次の大学でも認められるのです。

ヨーロッパの教育の非常に強力な点は、大学での学士課程と大学院課程です。それぞれの学位は明確に定義されたコーススタディに沿っているため、ヨーロッパの高等(大学)教育で取得した学位は、学生がこれまでどのような学習をしてきたか、また職場においてどれだけ能力が発揮できるかを明確に証明する学位なのです。

ヨーロッパの高等(大学)教育の概要

通常の学士課程、修士課程、博士課程に加え、以下のような学位プログラムもあります。職業訓練や技術訓練課程プログラム、英語で受講できる学位プログラム、多国籍の合同、2重学位の修士課程。そのほか、米国の提携大学との交換留学プログラムなどもあります。

下の表はヨーロッパの高等(大学)教育で得られる学位の概要を表しています。これらはボローニャ宣言の結果、ヨーロッパの高等(大学)教育機関から授与されることになった学位です。
表の中でそれぞれの学位に記されている数字は、高校(通常は12年生)卒業後に学習する年数を表しています。

European Degree Chart