学生ビザ – 権利と責任

ESOSフレームワーク – 質の高い教育を提供し、学生の権利を保護します

オーストラリア政府では、留学生にオーストラリアで安全で、楽しく、実りある学びの場を提供することを望んでいます。オーストラリアの法律では、質の高い教育と留学生の消費者保護を推進しています。これらの法律はESOSフレームワークと呼ばれ、その中には留学生のための教育サービス(ESOS)法(2000年)と国の規約(2007年)が含まれています。

留学生の保護

学生ビザを取得している留学生はhttp://cricos.deewr.gov.auに掲載されている「留学生向け教育機関・コースの連邦政府登録制度(CRICOS)」に登録された教育機関やコースで勉強する必要があります。CRICOSに登録していれば、その教育機関とコースが留学生に必要な高い基準を満たしていることが保証されます。
受講しているコースの詳細が、その立地条件も含めてCRICOSの情報と適合しているか確認してください。

学生の権利

ESOSフレームワークは、下記の学生の権利を保護します。

  • 入学前に、教育機関および教育機関の代理店から、コース、学費体系、その他に関する最新かつ正確な情報を受け取る権利。学生が18歳以下である場合、学生の安全を守るために、滞在設備、サポート、福利の手配がなされている場合に限りビザが発行されます。
  • 学生が費用を支払う前もしくは支払い時に、サービス開始時期、支払い費用、コースにかかる費用の払い戻し等の情報に関する教育機関との書面による合意書を、学生が取り交わせる権利。学生は、書面による同意書の写しを一部保管する必要があります。

学費保護サービス(TPS)は教育機関が留学生にコースを提供することが不可能な場合、別のコースに差し替えるか、払い戻しを行うサービスです。詳細は、TPSウェブサイト(www.tps.gov.au)をご覧ください。

ESOSフレームワークは教育や研修サービスを留学生に提供する教育機関が満たさなければならない基準を設定しています。これらの基準には、下記の学生が知る権利を持つ情報の範囲や、教育機関が提供すべきサービスの範囲が含まれます。

  • オーストラリアでの勉強や生活の環境に慣れるためのオリエンテーションとサポートサービスの利用方法
  • 留学生担当者への連絡
  • コースの単位が取得できるかどうか
  • 入学を延期、停止、取り消される条件
  • 学生が履修するコースで十分な成績を修めるための教育機関の必要条件と、十分な成績を修められない場合に利用可能なサポート
  • コースの出席状況が記録されるかどうか
  • 苦情や申し立て手続き

この基準では、オーストラリアでの最終コースの6か月間を修了していない学生が転校を希望しても、他の教育機関がその学生の転校を受け入れることはできません。最終コースの6か月間を修了する前に転校を希望する場合は、教育機関の許可が必要です。

学生の責任

学生ビザを取得している留学生には、次のような責任が課せられます。

  • 学生ビザの条件を満たしていること
  • 滞在期間中、留学生健康保険(OSHC)に加入していること
  • 教育機関との契約書にある条件を満たしていること
  • 住所を変更した場合、教育機関に知らせること
  • 良好な成績を維持すること
  • コースの出席状況が記録されている場合、教育機関の出席に関するポリシーに従うこと
  • 18歳未満の場合、所定の滞在先、サポート、一般的な福利に関する取り決めを守ること

連絡先

連絡先  理由   方法
教育機関 留学生に影響を及ぼすポリシーや手続きについて – 教育機関に問い合わせる
– 教育機関のウェブサイトを見る
産業・
革新・気候変動・科学・
研究・高等
教育省(DIICCSRTE)
ESOSの権利や責任について  – www.aei.gov.au
– ESOSヘルプライン +61 2 6240 5069
移民市民権省(DIAC) ビザについて www.immi.gov.au
– 電話 131 881(オーストラリア国内)
– 出身国のDIAC事務所に問い合わせる